ココロの窓口コラム

相談するとき知っておきたい心理カウンセリング知識

ダイレクトオンラインカウンセリング|ココロの窓口

離婚後のショックがつらい
愛する人との別れ 過去のストレス

離婚後のショックがつらい…どうやって乗り越える?

「離婚による別れのショックから気持ちを切り替えられない」
「離婚のために心身ともに疲れ切ってしまった…」
そんな風に離婚でショックやストレスを抱えていませんか?「早く新しい生活に慣れなきゃ」「前向きに頑張らなきゃ」と焦りつつ、気持ちがうまく切り替えられないことに悩む方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回はそんな離婚のショックやストレスに対する向き合い方や気持ちの整理の仕方をご紹介します。

目次

離婚後につらいショックを感じる原因
■ そもそも「離婚」は大きなストレスがかかる
■ 元配偶者と感情的に強く結びついていた
■ 過去の自分の決断を後悔している
離婚後のつらいショックの乗り越え方
■ 「日常」を大切に生きる
■ 感情を整理する
■ 忙しく活動するのも1つの方法
まとめ

離婚後につらいショックを感じる原因

離婚後につらいショックを感じる背景には3つの原因があります。

そもそも「離婚」は大きなストレスがかかる

アメリカの心理学者ホームズ(Holmes,T.H.)とレイ(Rahe,R.H.)は、人生における出来事(ライフイベント)とストレスの値をランキング形式でまとめた「社会的再適応評価尺度」を発表しました。
社会的再適応評価尺度は「結婚」のストレスを50点として、それを基準に0~100点の自己評価で各ライフイベントのストレス値を点数化してもらい、ライフイベントごとに平均点を求め、それぞれのストレス値として開発されました。
その結果、「離婚」のストレス値は73とされ、「配偶者の死(ストレス値:100)」に次いでストレスの大きなイベントだと評価されたのです。*1

離婚には
・大切な人の喪失
・環境の変化
・調停や裁判での争い

などストレスとなる要因がいくつも重なっています。そのため、どんな背景のある人にとっても離婚はストレスが大きくなりやすいイベントといえるのです。

元配偶者と感情的に強く結びついていた

元配偶者が「大好きだった」という人はもちろん、「大嫌いだった」という人でも、離婚後に気持ちが不安定になる場合があります。
これは「大好き」にせよ「大嫌い」にせよ、元配偶者と感情的に強く結びついていたから。その結びつきが切られてしまうと、どこか心にぽっかり穴が空いたような空虚感や喪失感を抱くことがあります。

過去の自分の決断を後悔している

離婚でショックを感じやすい原因としては「過去の自分の決断を後悔している」という点も挙げられます。
相手が原因で離婚した場合には「別の男と結婚していれば!」と腹立たしく思うかもしれませんし、自分が原因で離婚に至った場合は「あの時あんなことしなかったら…」と悔やむことが多いかもしれません。
過去の失敗を振り返るのは、次に同じ失敗をしないために大切なことです。しかし、いつまでも過去ばかり見ていると苦しさのあまり、今の生活がままならなくなってしまうこともあります。

離婚後のつらいショックの乗り越え方

ここでは離婚後のつらいショックを乗り越える3つの方法をご紹介します。

「日常」を大切に生きる

離婚という「非日常」で心身ともに消耗しきっている場合、いつもの「日常」を取り戻すことが最優先になります。
いつもの時間に起きて、身だしなみを整えて、朝食を美味しく食べる。
これがしっかり出来れば花丸です。
心身が疲れ切っていて「朝起きられない」「身だしなみを整える気力がない」「食欲がわかない」という場合は無理せず周りの力を借りればOK。家族に家事を手伝ってもらったり、スーパーのお惣菜を活用したり…少しでも負担のない暮らしで心と身体の回復を図りましょう。
つらい状態が長く続く場合には、精神科や心療内科を受診してみてください。医療のサポートを受けることで心身の緊張が和らぎ、日常生活を送りやすくなることもあります。

感情を整理する

元配偶者と感情的に強く結びついていた方は、元配偶者に向けていた感情を整理してみましょう。
感情を整理しないまま過ごすと、いつまでも過去に囚われて「大好きだったのに私が悪かったから…」と自分を責め続けたり、子どもに「お父さんみたいな人になっちゃダメ!」と過剰に干渉したりと、本来配偶者に向けるべき感情が暴走して「今の自分」や「今目の前にいる人」を大切にできなくなってしまいます。

・自分のありのままの気持ちを日記に書き出す
・家族や友人に気持ちを話す

などの方法で気持ちを整理してみてください。

「自分ではうまく整理できない」「身近な人に相談するのは気が引ける」という場合には、専門家によるカウンセリングもおすすめ。オンラインカウンセリングなら自宅から気軽に相談できます。

忙しく活動するのも1つの方法

私たちは1人で暇な時間を過ごしていると、つらい出来事や苦い思い出が脳裏に浮かんできてネガティブな感情に支配されやすくなります。
そのため、離婚してしばらくは忙しい日々を過ごすのも1つの方法。配偶者と別れたからこそ行ける場所への旅行やなかなか会えなかった友人たちと過ごす時間、ずっとやってみたかった趣味などを存分に楽しみ、時間が経過するうちに「つらい」や「苦しい」といった気持ちが和らいでいく場合もあります。

まとめ

離婚は多くの人にとって強いストレスを感じさせるつらいイベントです。
また、配偶者と感情的に強く結びついていた人や「もっと〇〇すれば…」という後悔を抱く人はさらにショックを受けるかもしれません。
そんな離婚のショックを乗り越える方法として、

・「日常」を大切に生きて心身を回復させる
・元配偶者に向けていた感情を整理する
・忙しく活動して「つらい」「苦しい」が和らぐのを待つ

という3つをご紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。