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カウンセリング効果が出やすい人の特徴とは?
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カウンセリング効果が出やすい人の特徴とは?カウンセリングの効果を左右する要因もご紹介

カウンセリングの効果が出るまでにはある程度の時間が必要です。
それでも「できるだけ短い時間でカウンセリングの効果を得たい」と願う人は決して少なくありません。
そこで今回は、カウンセリング効果が出やすい人の特徴をご紹介すると共に、カウンセリングの効果を左右する要因についてもお話しします。

目次

カウンセリング効果が出やすい人の特徴
・自分を変えたいという気持ちがある
・自分の内面に目を向けられる
カウンセリング効果が変わる要因
・カウンセラーとラポールを形成できているか
・クライエントの性格
まとめ

カウンセリング効果が出やすい人の特徴

自分を変えたいという気持ちがある

「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」ということわざがあります。
これは周囲の人が行動するためのサポートをしても、最終的に行動するか決めるのは本人…ということ。
カウンセリングでも同じことが言えます。

悩みの多くは「〇〇したいけど、できない」という葛藤状態です。

例えば、
・自分の意見を言いたいけど、みんなに嫌われるのが怖い
・仕事を辞めたいけど、辞めたら次の仕事が見つかるか不安
・飲み会を断りたいけど、断れずに参加してしまう
などが挙げられます。

カウンセラーはクライエントの「〇〇したいけど、できない」というもどかしい気持ちに寄り添います。
そしてクライエントが「できない」と思う理由を一緒に見つめて対策を練ったり、「〇〇したい」の実現に活かせるクライエント自身の強みを見つけたりしながら、これまでと違った自分らしい一歩を踏み出せるようサポートします。
しかし、どれだけカウンセラーが手厚くサポートしても、最終的に行動するかどうか決めるのはクライエント自身です。
そのため、「自分を変えたい!」という強い気持ちがあるほど、成長や変容のために行動する勇気を持ちやすく、カウンセリングの効果を得やすいといえます。

自分の内面に目を向けられる

カウンセリングは、
・どんな解決を望んでいるのか
・どのように生きていきたいのか
・そのためにどうすればいいのか
といった、クライエントの心が本当に求めていることに気づいてもらうための営みです。
そのため、カウンセラーはクライエントの話を傾聴し、必要に応じて質問したり、話を整理したりして、クライエントが自分の内面に目を向けられるようサポートします。
普段から自分の内面に目を向ける習慣のある人は、カウンセリングでも自分の気持ちや欲求を細やかに把握できるため、カウンセリングで目指す「心が本当に求めていること」をキャッチしやすくなります。

カウンセリング効果が変わる要因

カウンセラーとラポールを形成できているか

カウンセリングではカウンセラーとクライエントの「ラポール形成」を重視しています。
ラポールとはお互いに信頼し合える関係性のこと。

信頼できない関係性では、
「秘密を洩らされるかも」
「こんなことを話したらバカにされるかも」
といった不安を感じるため、本心で話すことができません。
しかし、カウンセリングはクライエントの内面を見つめながら進めるものですから、本心が話せないとカウンセリングは停滞してしまいます。

もちろん、カウンセラーはどんなクライエントともラポールを形成できるよう努めます。
しかし、クライエントの抱くカウンセラーの印象は多様です。
「おっとりしたカウンセラーは頼りなさそうで信頼できない」という人もいれば、「おっとりしたカウンセラーの方が安心して話せる」という人もいます。そのため、多くのクライエントとはすぐにラポールを形成できるカウンセラーでも、一部の方とはどうしても相性が合わず、なかなかラポールが形成できない…ということが起こります。

カウンセラーとの相性が合わないと感じたら、まずはカウンセラーに「相性が合わないと感じる」と伝えてみると良いでしょう。そう感じる理由を一緒に探る中でカウンセリングを深めるヒントを得られたり、第一印象では合わないと思っていたけれど話してみたら印象が変わったり…といったことがありえます。
ただし、
・話し合っても相性が悪いと感じる
・そもそも話し合うことにも抵抗がある
という場合は、カウンセリングを続けても効果を得るのは難しくなります。
他のカウンセラーを探すのも1つの方法となるでしょう。

クライエントの性格

カウンセリングの効果はクライエントの性格などにも左右されます。
例えば、「他者の気持ちを最優先に考える人」は、カウンセリングでも自分の気持ちよりも「カウンセラーがどんな答えを求めているか」を優先する結果、自分の内面を見つめられず、カウンセリングが停滞してしまいがちです。
まずは他者の気持ちを最優先に考える背景にある「人に認めてほしい気持ち」や「人から否定される不安」などを一緒に見つめながら、自分の気持ちも大切にできるように練習する必要があります。

また、効果が出にくい人としては「自分の気持ちを無視してきた人」も挙げられます。
例えば、毎日のようにつらい思いをしてきた人は、「つらい」「苦しい」といった気持ちばかり感じることに耐え切れず、自分の気持ちに蓋をするのが習慣になります。
気持ちの蓋を開けるためには「ここなら蓋を開けても安心だ」と心と身体で感じてもらう必要があり、時間をかけてしっかりとラポールを築くことが重要になります。そのため、すぐに効果を得るのは難しくなります。

まとめ

カウンセリング効果が出やすい人には、
・自分を変えたいという気持ちがある
・自分の内面に目を向けられる
という2つの特徴があります。

「少しでもカウンセリングの効果を上げたい」という方は、カウンセリング効果が出やすい人の姿勢を真似するところから始めてみるのがおすすめです。

また、カウンセリングの効果を左右する要因としては、
・カウンセラーとのラポール形成
・クライエントの性格
が挙げられます。
「なかなか効果が出ないな」「このままで大丈夫かな」と感じる時には、「カウンセラーを信頼できているか」「自分の性格や状態は時間をかけたカウンセリングを必要としているのではないか」といった点もぜひ確認してみてください。