ココロの窓口コラム

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自分は役に立たない
自分の問題 自分の能力

役に立たない自分はダメ?
気持ちをラクにする考え方とは

「自分では頑張っているはずなのに何だかうまくいかない」と悩んでいませんか。
・彼氏に尽くしたつもりが喜んでもらえなかった
・同期の友人は仕事で昇進しているのに、自分は…
こんなときは、役に立てない自分に自己嫌悪したり、「自分はいらないんじゃないか?」と自己否定したりしやすいもの。
今回は、「本当は人の役に立ちたいのにうまくいかない」と自分にダメ出ししてしまう人へ、伝えたいことがあります。

目次

役に立ちたい気持ちとは
役に立たない感覚を変えていくには
(1) 役立とうと思い込まなくていい
(2) 人は人、自分は自分の考えも大切
(3) 自己嫌悪から自己肯定
(4) どうしても役に立たないと思う場合
まとめ

役に立ちたい気持ちとは

誰かの役に立ちたいという気持ちは、多かれ少なかれ誰もが感じるものです。
人の役に立つことは本来素敵なことですが、思うように役に立てないことで苦しんでしまう人も一定数います。
あなたにとって「役に立ちたい」とはどういう意味があるのでしょうか。
人の役に立つメリットには、以下のような例があります。
・人に喜んでもらえることが嬉しい
・役立てると、人から必要とされている感覚をもてる
一方、デメリットとして、「役に立たない」=「自分は人から必要とされない、いらない存在」と思い込んでしまっていませんか。
このような考え方を結びつけてしまうと、役に立ちたいという素直な気持ちが「役立たなければ自分に価値がない」という極端な感覚になりかねません。
「~しなければ」というmust思考になると、焦りや不安が増してネガティブな感情に囚われやすくなりがちです。
役立てないことで塞ぎ込んでしまう人は、「役に立つ」=「人から必要とされる」という価値基準になっているかもしれません。

役に立たない感覚を変えていくには

「自分だけが役に立てない気がする」という感覚は、自分の価値観が下がるような苦しい感覚にもなりえます。
ここでは、役立つための方法ではなく、役に立たないと感じるときの苦しさを軽減するための考え方を紹介します。

役立とうと思い込まなくていい

人のためになれない自分を責めてしまうのであれば、役立つことから一度目を背けてみてください。
「役に立ちたい」「役に立てない」という感覚は他者評価ではなく、自己評価の可能性が高いです。
自分では人のためになれていないと感じても、他人から見れば役立っていることもあります。
「役立たなくてはいけない」という考え方をまずは変えてみましょう。

人は人、自分は自分の考えも大切

日常生活上、周りと自分を比較して「自分はダメだ、いらない」と自信をなくしてしまうケースも多いですね。
ネガティブなときに他人と比較すると、余計にダメなレッテルを貼りがちに。
得意不得意や能力、育ってきた環境など他者と自分は異なるため、周りと同じことは求めなくていいんです。

自己嫌悪から自己肯定

「役に立たない自分はダメな奴だ」
「うまくいかない自分は必要とされていないんだ」
このように、自己否定的な思い込みを続けてしまうと、役立たなければいけない気持ちも強まってしまいます。
「今日は仕事を1つ終えられた」
「疲れていた彼氏の話を聞けた」など
自分ができたことを振り返り、素直に肯定する考え方も大切です。

どうしても役に立たないと思う場合

考え方を変えてもどうしてもダメと苦しんでしまうこともありますね。
自分では抱えきれない不安やつらさでいっぱいかもしれません。
そんなときは家族や友人に正直な気持ちを話して、まずは心に余裕を取り戻してみてください。
周りに話せる人がいなければ、カウンセリングで専門家に気持ちを打ち明けてみる方法もあります。
オンラインカウンセリング『ココロの窓口』では、臨床心理士や公認心理師や精神保健福祉士に気軽に相談ができます。
つらさや苦しさでいっぱいになった気持ちを丁寧に聴いてもらい、ゆっくりと心をほぐせる時間もとってみましょう。

まとめ

誰かのためになろうとする気持ちには、他者への思いやりもきっと含まれています。
しかし、「役立つ=必要とされること、自分に価値があること」と結び付けてしまうとmust思考から苦しくなりがちに。
役に立たないと感じるときの苦しさを軽減するためは、①役立とうと思い込まなくていい②人は人、自分は自分の考えも大切③自己嫌悪から自己肯定と考えることです。しかし、どうしても役に立たないと思う場合は、家族、友人、カウンセラーなどにつらさや苦しさでいっぱいになった気持ちを丁寧に聴いてもらうのもいいでしょう。