ココロの窓口コラム

相談するとき知っておきたい心理カウンセリング知識

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不安との向き合い方
自分の人生 自分の問題

知っておきたい不安との向き合い方
【不安のメリットや対処法も】

「自分の人生このままでいいのかな」「明日の大事なプレゼン失敗しないかな」「新しい職場でうまくやって行けるかな」など、人生では不安を感じることもあるでしょう。

この記事では、「不安」という感情について、解説していきます。不安への対処法や、病院を受診した方がいいのかについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

不安とは
不安のメリット
不安への対処法
どうしても不安が消えない時
まとめ

不安とは

不安とは、将来に起こりうる危険などを予想した時に伴う不快な気分のことです。

程度の差はありますが、誰もが危険な状況や不確実な未来を前に感じたことのある気分といえるでしょう。

確実な未来の予測ができない以上、生きて行くうえで不安は常につきまとうものです。
しかし、不安は悪いことだけではありません。

不安のメリット

「不安」というと、ネガティブなイメージがありますが、不安を感じることのメリットもあります。

たとえば、不安が強い人は、自分の仕事にミスがないよう確認をしっかり行うため、正確で丁寧な作業をするケースもあります。

また、将来起こりうる危険を予測する能力に優れ、事前に対策し、ミスやトラブルの予防や被害を最小限にするために、不安感情が役立つこともあります。

しかし、仕事で「ミスをしているのではないか」という不安が強すぎて、何度も確認作業をした結果、締切を過ぎてしまうのであれば、それは問題です。

起こる確率があまりに低いできごとまで心配して、対策を立てようとするのは時間やお金のコストもかかり、現実的ではありません。

不安への対処法

不安への一番の対処法としておすすめしたいのは「今現在の自分のやるべきことに集中すること」です。

なお、「考えないようにする」は、あまりおすすめしません。
たとえば、「今度、仕事で大勢の前でプレゼンをするけど、失敗しないか不安」という時に考えないようにしても、「考えていない状態」自体に不安を感じてしまったり、本来やるべき対策をするチャンスを失う可能性もあります。また、「考えないようにした時点で、そのことを考えてしまっている」ともいえます。

頭の中で、「仕事について失敗する不安」について考えながら、今日のスケジュールも同時に頭の中で考えることはできません。

不安にとってかわる「やるべきこと」に集中することで、不安に対処することができます。

「大勢の前でのプレゼンで失敗する不安」があるなら、失敗しないための方法を考えて、練習に集中するなどの方法があります。

不安への行き過ぎた対処を防ぐには、あらかじめゴールを決めておきましょう。仕事のプレゼン発表で失敗することへの不安なら「3回通し練習をしたら終わり」、就職に対する不安なら「応募企業について情報収集するのは今日まで」など、事前に決めておきましょう。

どうしても不安が消えない時

不安への対処法を考えたり、事前にゴールを決めてもなかなか不安が消えず、日常生活に支障が出てしまうケースもあるでしょう。

身近な人に相談したり、いったん心身を休めるなどしても変化がないようなら、メンタルクリニックを受診したり、カウンセリングを受けてみましょう。メンタルの疾患であることがわかったり、心が落ち着くケースもあります。

不安については、パニック障害や強迫性障害などメンタルの病気が原因の可能性もあります。

● パニック障害:死ぬのではないかという恐怖や不安に襲われ、めまいや吐き気、呼吸困難になる
● 強迫性障害:戸締りをしたか、鍵をかけたかなどが気になり何度も確かめてしまう

まとめ

不安にも、いろいろな不安があります。自分自身で対処できる不安もあれば、頭ではわかっていても、自分でどうすることもできない不安に悩まされることもあるでしょう。

日常生活に支障が出ていると感じる場合など、受診も検討してみましょう。メンタルクリニックの受診に抵抗感があるなら、手軽なオンラインカウンセリングで臨床心理士や公認心理師など心の専門家に相談してみるのも方法の1つです。

話した結果、それだけで不安感が和らぐこともあれば、専門家と話す中で「やっぱり病院に行こう」と気持ちが変わることもあります。何もしないままでは、変わらず不安なままです。まずは、できることから行動を起こしてみることで、不安に対処してみましょう。