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死別の悲しみから立ち直る過程と具体的な対処方法

人生の中では、大切な人との死別を経験することがあります。
「大切な人が亡くなった悲しみから立ち直れない」「一体いつまでこの苦しみが続くのか」など、つらい思いをしている人もいるでしょう。

この記事では、大切な人との死による別れを経験した時の、心の在り方について考えて行きます。

目次

死別の悲しみの感じ方は人それぞれ
■ 悲しむ時間も必要
死別の悲しみから立ち直る過程と方法
■ 死別の悲しみから立ち直るための具体的な対処方法
まとめ

死別の悲しみの感じ方は人それぞれ

自分の親や兄弟、子どもなどの家族、恋人、友人、知人などとの死別を経験することも、長い人生の中ではあるでしょう。
自分にとって親しい人や大切な人との死別は、特に死別の悲しみも深くなります。

生きていた時の思い出がよみがえって涙が出る
「もっとあの時ああしていればよかった」と後悔する
ぼーっとしてしまい仕事に集中できない
夜なかなか寝つけない
何もやる気が起きない

そのほかにも、死別を経験した時には、人それぞれさまざまな反応があります。

反応の程度も人それぞれです。
一晩泣いて日常生活に戻れる人もいれば、1週間毎晩泣いて過ごす人もいます。

「自分は人よりも立ち直るのが遅いのではないか」と感じられることもあるかもしれません。
しかし、人それぞれ悲しみの感じ方は異なります。

悲しむ時間も必要

大切な人との別れを悲しむことも、悲しみを受け入れる過程で必要なことです。

死別を経験して、ショックを受けたり、涙が出たり、悲しい気持ちになるのは、自然な反応です。
むしろそれらを無理矢理我慢してしまうことは、大きなストレスになります。

「喪に服す」という言葉もありますが、亡くなった大切な人のことを思う時間も必要なものといえるでしょう。

死別の悲しみから立ち直る過程と方法

死別の悲しみから立ち直る過程について、Wordenによれば以下の4つの課題があります。

【第1の課題】:喪失の事実を受容する
その人が逝ってしまい、戻ってくることはないという事実に直面する。
葬儀などの伝統的な儀式は、多くの遺族を死の受容へ導く助けとなる。
【第2の課題】:悲嘆の苦痛を経験する
悲嘆の苦痛を回避すると、悲哀の過程を長引かせることになる。
この2の課題が十分に完了しなければ、後にセラピーが必要となる場合がある。
【第3の課題】:喪失した対象のいない環境に適応する
亡くなった人との関係や亡くなった人が担っていた役割によって、新しい環境への適応は異なった意味をもつ。
個人の世界観の問い直しが迫られ、喪失の意味を探ろうとする。
【第4の課題】:喪失した対象に向けていたエネルギーを外に向け、新たなことに力をと投入する
遺族の心理的な世界の中に、亡くなった人を新たに適切に位置づける。
亡くなった人を苦痛なく思い出せるようになった時、悲哀は完了したとみなせる。

死別の悲しみから立ち直るための具体的な対処方法

死別の経験直後は、精神的な動揺が大きいケースもあります。
日常生活に支障が生じる場合は、家事や身の回りについて家族や友人などに助けを求めるようにしましょう。

ある程度、自身で気持ちの整理がついてきた段階であれば、信頼できる身近な人に相談してみるという対処方法もあります。
しかし、相手が思ったような反応をしてくれないケースや、逆に気持ちの混乱を招くおそれもあります。

不安がある場合は、カウンセラーなど心の専門家に相談してみましょう。
また、なかなか悲しみから立ち直れず、不眠が続くなど、日常生活に支障がある場合は、メンタルクリニックを受診してみましょう。服薬治療を受けることで、回復につながることもあります。

まとめ

大切な人との一生の別れは、大きなショックや悲しみなど、心の混乱を招きます。
なかなか立ち直れないこともあるでしょう。
しかし、悲しみの感じ方は人それぞれです。

死別の悲しみから立ち直れず、日常生活に支障がある場合は、カウンセラーやメンタルクリニックなど、専門家に頼ってみましょう。「どこに相談すればいいか迷ってしまう」「外出する気力がない」という時でも、ココロの窓口のオンラインカウンセリングなら、自宅から好きな時に相談できます。

まずは誰かに頼るという一歩を踏み出してみるのも対処方法の1つです。